私は、ハイソックスなんて履いていなかったのです。
ハイソックスに見えたそれは、すね毛だったのです。
こんばんは。
ようやく自分の毛深さを受け入れられるようになった、25歳 男 です。
今日は暑かったですねぇ。日中最高気温27℃。んたまらん。
まあ、肌も焼けて黒くなり、毛深さがカモフラージュできてあたしにとっちゃあ好都合ですがぁねぇ。へへっ。
こんな暑い日には、あたしにゃこいつが手放せませんわ。


手拭いで御座います。
日よけになったり、汗を吸収してくれたりと、その用途はいろいろでございます。
手拭いは長さが結構あるもんで、タオルには出来ない芸当もお手のモンなんです。
鉢巻にしたり、剣道や祭りで使うかぶり物になったりね。
で、端のほうはわざと縫ってません。
緊急時に適当な大きさに破って使えるようにするためです。
止血、下駄の鼻緒が切れた時の一時的な処置。
そういえば、三社祭のとき「あ、帯がねぇ。」ってときに、近くのおっちゃんに「手拭いを破って使いねぇ。」って言われたっけ。
まぁ、そんな感じで用途が広いんですね。
デザインもいろいろ。老若男女問わず、広く愛されている所以だと思います。
ちなみに写真の手拭いは一つ目が社長に頂いたもの。
二つ目は自分で、浅草にある「ふじ屋」さんで購入したもの。
どちらもお気に入りです。
手拭いは「白地に藍染の柄」というのが一般的に浸透しています。
「藍」というのがこれまた意味深で、【青は藍より出でて藍より青し】ともいいますから、藍染の手拭いを誰かに頂いたら【出藍の誉れ】というメッセージも込められているのかもしれません。
う〜ん。深い。
今んなっても手拭いが廃れねぇってのもうなづける話ですなぁ。
口に出さずとも、相手の意図するメッセージを嗅ぎ取る。
これぞ「粋」!!
通行人A「おお、おめぇさん!人力車夫かい!へぇ、いなせだねぇ!」
みつ「あ、どうも。」
通行人A みつのあらわになった足を見る。
凍りつく 通行人A。
通行人Aの心「おいおい、なんだよこりゃ!えれぇ毛ぶけぇじゃあねぇか!洒落んならんぞ!蚊が血ぃ吸いに来たら、二度と出られぬ蟻地獄!一名様、冥界へごあんな〜いってか?自然界のルールをもくつがえしちまってんぞ!末恐ろしいガキだぞこりゃ!」
通行人A みつの顔を見る。
通行人A 重い口を開く。
通行人A「にいちゃん、いい足してんなぁ!あちぃけど頑張れよっ!」
目を潤ます みつ。
これぞ「粋」!!!!
written by みつ
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